診療内科と精神科の違い

身体や精神に病を抱えて長生きしても、それは本来の姿ではないでしょう。
昔から「健全な身体に健康な心が宿る」といわれています。

ところがその一方では、「健全な心が健康な体を作る」ともいわれます。
これはどちらも正しく、つまり体と心は密接な相関関係にあるということを表しているのです。

体と心のバランス

「病は気から」とこれも昔からいわれていますが、気持ちひとつで病気になったりそれを避けることもできるとされるように、心が健康に及ぼす影響は非常に大きいといえます。

しかし精神的に健康であったとしても、病気になってしまうと今度は心がむしばまれてしまうというケースも多々起こっています。
つまり、身体が病気になると心も健康でなくなってしまうというわけです。
病気になると、心と健康のバランスが崩れ感情をコントロールすることができなくなってしまう場合もあります。
そしてその逆もあるわけです。

近年多くみられるのが、ストレスが原因の病気です。
ストレスという精神的なものが肉体に悪い影響を及ぼして、さまざまな疾患を誘発してしまうのです。
病気にならないためには、精神的にも健康な体であることが大切なのです。
病院でも心身症を扱う「心療内科」や精神症状や精神疾患を専門とする「精神科」など、細分化されてきています。

症状にあわせて受診する科を決める

自分の症状や状況によってどちらを受診すればいいのかが決まりますが、これらは紛らわしく混乱されることも少なくありません。
大まかにいえば、身体的症状が主であれば心療内科、精神的な症状がメインであれば精神科と認識しておけばいいでしょう。

この2つの違いに関して知っていなければ受診できないということはないのですが、違いを理解しておけば無駄な時間とお金を費やすことが少なくて済むはずです。

また、精神的な病気でも身体的症状を伴うケースもあるので、自分で判断できなければどちらかに相談すれば適切なほうへ紹介されるので安心してください。

心療内科は身体疾患である心身症を扱うので身体的症状が主訴です。
精神科は精神疾患つまり心の病が専門で、不安や抑うつ、不眠、イライラ、幻覚や幻聴、さらに妄想などといった症状を扱います。
うつや統合失調症なども精神科の分野で、近年精神科を受診する患者数が急増しているのが現状です。

以上、診療内科と精神科の違い…でした。